400人を超える一流ホストを育て上げてきたホストクラブ経営のカリスマ・蒼樹圭がホストの恋愛テクニックを伝授します。とにかくモテたい。ホントの優良店で働きたい。そんなアナタは必見です!

VOL.24 ② たった3か月で5000万を売上げた嘘のようなホントの話。

2015年12月25日

~前回の続き~


テーブルに座り、

『何飲む?』ってとりあえず僕が聞いてみる。


『何でもいいよ』と彼女。


そう言われたとは言え、

がっつくのも微妙であるし、

もしかしたら僕が試されているのかもしれない。

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僕はこういう時決まってビールから始める。


生ビールはもちろん有料ドリンクであり、

初回とはいえ無料のハウスを飲むのも

今後の彼女の育成上良くない。


1000円程度の有料ドリンクを

オーダーする事はいわば、

『1杯ずつ課金されていくドリンク』

に対して慣れさせるためでもある。

ホストクラブには様々なお客様が来店する。


気風のいいお客様、

異常なまでにケチなお客様、

笑いをとれば飲ませてくれるお客様、

お気に入りだけに飲ませるお客様。


それらを早めに見極め、

いかに短時間でいかにスマートに、

売上げるかもホストの重要な技術であるし、

それができなければ、

ホストとして大成することは難しいと言える。


話を戻そう。

彼女は名前を『ゆう』と名乗った。


ゆうは僕が早いペースで

ビールをゴクゴクと飲み干し、

みるみるテンションが上がっていく姿を見ながら、

とても楽しんでいるように見えた。


『ん??こいつは普段、

ホストに行っていると言っていたけど、

いつもはあまり楽しんでいないのではないか?』


と直感的に感じた僕は、

ヘルプの皆と共に全力で接客にかかった。


ゆうはこちらが仕掛ける言葉の一つ一つに、

反応し、僕たちのテンションと比例して楽しく飲んでくれている。


その頃の僕はある程度手応えを感じると

タイミングを見計らい『じゃあ、シャンパン飲むかー』みたいなノリで


勝率8割程度を叩き出していた(笑) 


お客様の性質をある程度見極め、

盛り上げ、皆酔って場が温まったところで

切り出すのでそれほどの勝率を出していたのだと思う。


ホストは時として『攻めの姿勢』が重要であり、

守りだけでは食っていけない。


そして攻めることにより堅い扉を開ける事も多く、

ビビッて攻めない事により結果、

他店のホストがその扉を開けてしまうのだ。


但し『時として』と書いたように、

攻めるだけのホストも失敗する。


しかし、ダメ元精神で時としていかなければ

本来おりるはずのシャンパンもおりないし、

高級ブランデーもおりない。


『虎穴に入らずんば虎子を得ず』なのである。


ゆうに対しても例外ではなく、

僕の『ここだ』ってタイミングで切り出してみた。


『殿ーーもっと飲んでーー』とゆう。

顔が少し赤い。


『シャンパン飲んでいいっ?』と超さりげなく言う僕。


勝負所である・・。


言い放った瞬間ゆうは一切の躊躇もせずこういった。


『いいよーーっ、何でも。

でも今日10万くらいしか持ってないー』


・・ってかなんていい奴。


『全然大丈夫だよ、

ねーとりあえずブーブ1本持ってきて。』と僕。


シャンパンが用意され簡単なコールが始まる。

コールが終わり普通に飲みだす僕達。


この開口一番が大切。


『うまっ、まじ美味い。ホントありがとうな!』

これで相手がノーリアクションでも、

言わないよりは言った方が絶対に良い。


そんな流れでゆうは帰る事になった。

初めての来店、チェックは7万と少し。


ゆうは足取り軽く、

そして顔を赤らめながら、現金で支払い帰っていった。

~この話続きます~

蒼樹 圭

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